言葉の芥場

思ってることを、思っているままに。日ごろ、堆積したことばを吐き出す場所。

デジタルミニマリズム

最近、テクノロジーとの付き合い方を考えています。

今学期取っているクラスの中で、IT企業がSNSを通じて個人情報を吸い上げ、それをどう使っているかをかなりリアルに学ぶ機会がありました。さらに、そういった企業の内部で働いたことのある人が、自分のアカウントを持っていないことも聞きました。ある程度は知っていましたが、改めて詳しく聞くとなかなか響くものがありました。

さらに今、Digital Minimalism: Choosing a Focused Life in a Noisy Worldという本を読んでいます。日本語訳も多分出ていると思いますが、この本はざっくり言えばスマホSNS、その他アプリなどの使用を最低限にした方がより有意義な時間が過ごせるのではないかというものです。

この本は、最新テクノロジーを完全否定しているわけではなく、自分の人生に大きな意味や利益をもたらすテクノロジーだけをその利益を最大限にいかしながら使い、その他は無視するというデジタルミニマリズムを提唱しています。

なぜデジタルミニマリズムがプラスになりうるのか、どうすればデジタルミニマリストになれるのか、具体的に分かりやすく解説がなされていて、それに共感する部分がとても多かったです。

時間をもっと有意義に使うため、そして自分の個人情報をしっかりと管理するため、僕もデジタルミニマリズムを始めることにしました。もうすでに、使っていないアプリを消したり、フォロー、フォロワー、友達の整理もしました。

本を参考に明日から一か月間、生活に必須のもの以外のSNSやアプリから完全に離れ、どのサービスを使うかを考えることを始めます。

ここ最近、タイムマネジメントが下手になっているような気がしていたのでいい機会かもしれません。

すごいスピードで発展し続けている技術が生活に欠かせないものであることに間違いはありませんが、何も考えず使うのはあまりに危険すぎる。進化のスピードが速くて便利だからこそ、しっかりと向き合って理解したうえで、使うことが自分のためにも大事なんじゃないかと思っています。

とりあえず、デジタルミニマリズムの本が面白いです。