言葉の芥場

思ってることを、思っているままに。日ごろ、堆積したことばを吐き出す場所。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ヒトが向かう先

ホモサピエンスは神のような力を手に入れて別の何か―ホモデウス―になるのかもしれない。あるいは、、、 サピエンス全史の著者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書、ホモデウスを読みました。我々人類、ホモサピエンスがこれからどこに向かうのか、未来を考…

Possibilistという考え方

世界情勢や社会問題について深く勉強すればするほど、世界の現状に絶望したりイライラしたりします。なんとかしたいと思っても自分の力ではどうしようもないことが多すぎて嫌になることが多いです。自分のやれることをやろうと日々努力をしていますが、いか…

「天才」で済ませたくない

「天才」と言う言葉を誰かを褒める時に使うのがどうしても苦手です。そのフレーズを使った時点で、そこにたどり着けない自分に言い訳を作っているうえに、その人が裏でしてきただろう膨大な努力に対して敬意を払えない気がしてしまいます。 何となくそんなこ…

フィクションだからこそ

ずっと読みたかったChildren of Blood and Boneを読み終えました。日本ではオリシャ戦記として翻訳されている、ファンタジー小説です。 ファンタジー小説は子どもの頃から大好きなジャンルではあったけど、最近は少し遠ざかっていました。ここ数年、ビジネス…

創立記念講演

国際協力の分野に興味を持って以来、高校生活の中でずっと後悔していることがありました。 うちの高校では毎年、創立記念日にOBの方が来て講演をされます。在学中、どの年だったかはしっかり覚えていないのですが、中村哲さんがOBとして来てくださったことが…

デジタルミニマリズム

最近、テクノロジーとの付き合い方を考えています。 今学期取っているクラスの中で、IT企業がSNSを通じて個人情報を吸い上げ、それをどう使っているかをかなりリアルに学ぶ機会がありました。さらに、そういった企業の内部で働いたことのある人が、自分のア…

UCLAという場所

太陽の光が温めた乾燥した空気の匂い。どこからか流れてくる甘ったるいマリファナの匂い。道行く人のもつ紙袋から溢れるハンバーガーの匂い。鼻をくすぐる匂い全てが、ロサンゼルスに帰ってきた事を感じさせます。何故かは分かりませんが、僕がアメリカを感…

終わりと始まり

カンボジアでの3ヶ月のインターンが終了しました。終わった勢いのまま書く文章なので多少の読みづらさはご勘弁を。 UCLAに編入した去年の9月以来、環境の変化と勉強の忙しさ、そして自分が何をしたいのか分からなくなったことが主な原因でずっと苦しい思いを…

たとえ一滴でも

We ourselves feel that what we are doing is just a drop in the ocean. But the ocean would be less because of that missing drop.―Mother Teresa マザーテレサが残した多くの言葉の中でも僕が一番好きな言葉。訳すと「私たち自身、自分たちのやってい…

新しい月には新しいことを。

ブログを開設しました。 僕は思う事、考える事が多くて、誰かと共有したいとか話したいと感じることがとても多いタイプだと思っています。そのくせ人見知りだからあまり話をしません。だから反動で仲のいい人たちの前ではおしゃべりになります。 今まで何と…